2023年3月5日（日）、パリにて、メゾン ヴァレンティノ（MAISON VALENTINO）は2023-24年秋冬コレクション ’VALENTINO BLACK TIE – ヴァレンティノ ブラックタイ’を発表しました。
「ヴァレンティノ ブラックタイ」とは、文字通りの規則であり、招待となる指示。このドレスコードのもと、制約から解放され自由な表現が可能となります。平等や普遍的シンボルが自由に解釈され、再定義されることで、新たな文脈の中で典型が再び思い描かれます。このように、ブラックタイは見慣れたものが持つパワーを再発見するきっかけとなります。メゾン ヴァレンティノが発表した「2023-24年秋冬コレクション ’VALENTINO BLACK TIE – ヴァレンティノ ブラックタイ’」は、この自由な表現と再定義をテーマにしています。
メゾン ヴァレンティノ（MAISON VALENTINO）のクリエイティブ ディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリは、2023-24年秋冬コレクション ‘ヴァレンティノ ブラックタイ’ を発表しました。このコレクションは、日常から着想を得たアイテムを中心に構築され、ブラックタイが文字通りの規則として受け止められ、表現されました。
ブラックタイは、指示として招待を示すだけでなく、ドレスコードや制約が解放され、自由に表現することができるものです。このコレクションでは、男性的な力や正統性、制限の象徴であるネクタイに対する先入観がルールを破り、意味を解放する理論的な構造物として表現されました。
また、このコレクションは観念的なアイデアに疑問を投げかけ、最終的にはそれらを再定義することで、典型的な思考を打ち破り、新しい文脈の中で見慣れたものが持つ力を改めて発見することを目指しています。
ヴァレンティノは、衣服の言語や日夜の移り変わりという概念を取り入れ、記号が異なるウェアへと変化することを表現しています。タイは自由で解放的な要素を表し、シャツと共に男女問わず幅広いアイテムとして取り入れられています。ヴァレンティノは、テーラリングや実用主義のデイウェア、そしてそぎ落とされたカラーパレットを取り入れ、ダイナミックでモダンな雰囲気を醸し出しています。また、メゾンのクチュール的な表現や卓越したクラフツマンシップ、そしてバリューというヘリテージも共存しています。ヴァレンティノのアイコンとして、2010年に登場し続けるロックスタッズが、ショーの句読点として機能しています。現在のヴァレンティノの多面的なアイデンティティの境界となっているのは、過去と現在、そしてルネサンスパンクという2つの美学です。
「調和」という社会のツールである「統一性」は、個性を尊重しつつ、ヒューマニティを拡大するためのレンズとなります。
歴史的相同は個人のフレームを生み出し、類似点が違いを際立たせ、微妙な差異を増幅させることで、個性を削ぐのではなく、個性を尊重する方法を提供します。
同様に、ブラックタイの意味は新しい定義によって再構築され、慣習が打ち破られます。ユニフォームに対する認識も再考されることで、新しいアイデンティティを生み出すことができます。
#ValentinoBlackTie
@maisonvalentino
提供 : ヴァレンティノ ジャパン
